現在、外湯の鴻の湯から当館に至るまでの道路で、土木工事が行われています。まずは道路をカッターでセンターラインのように一直線に長~く切ります。そして切ったところに沿って、ユンボで浅く掘っていきます。浅く掘るところが“みそ”で、例えば下水工事ならぱとことん深く掘るはずです。そして掘ったところにコンクリートで固めた管を埋めていきます。埋めますが、堀り方がが浅いのでコンクリートの上方は道路に露出しています。
実はこの工事は「消雪装置」の取り替え工事で、消雪装置とはこの管から水を出して、冬期の積雪の際に積もった雪を融かすのであります。
とかく工事というものは迷惑で厄介なものですが、消雪装置の取り替え工事は雪国独特のもので都会では決してやっていません。そう思っていただいて、ならではの工事を観ていただければ幸甚であります。
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青森では消雪工事はほとんどありませんでした。
なんでも…これを造れば次の冬からは仕事が無くなる土木業者が
反対していたそうです。
おかげさま(?)で青森では多かれ少なかれ冬は除雪事業が
土木業者に発注されているようです…^^;