平日毎日花火をはじめとした城崎温泉の夏のイベントもお陰様で盛況のうちに滞りなく終了いたしました。夏のイベントは花火や夏祭りに象徴されるように元気で華やかさが際だったモノが主でしたが、秋には秋らしいしっとりとした催しの方が似合うものです。
さて、「花は湯島の東山 川に映るはおぼろ月」で始まる城崎温泉の四季を歌ったのが「城崎小唄」。その小唄をもとに編曲された楽曲を三味線と胡弓(こきゅう)と尺八で演奏し、哀愁漂う優雅な踊りを披露する「但州湯島の盆」は、城崎温泉の秋の風物詩としてすっかり定着いたしました。そして、今年は例年よりも少し遅めの9月24日(土)の20時より開催されます。
城崎温泉の町並みに溶け込む情緒豊かな印象派のイベントとして、たくさんのお客様に観ていただきたいと思っています。