今年の4月、当館のほんの目と鼻の先に日本最大級の舞台芸術のアーティスト・イン・レジデンス施設「城崎国際アートセンター」がオープンいたしました。
そして、昨日と今日の2日間、カンヌ国際映画祭女優賞を受賞のフランスの女優 イレーヌ・ジャコブさん達ご一行が約1ヵ月間城崎温泉に滞在して作り込んだ作品「アンドロイド版 変身」がこの国際アートセンターで世界初演されました。今後、この作品はフランスをはじめとしたヨーロッパをまわっていくのだということです。作品には慣例に倣って初演地がクレジットされるということで「KINOSAKI-TOYOOKA」の名称が世界をまわることになります。本当に素晴らしいことです。
ジャコブさんらが滞在されたこの1ヵ月間、このような超著名人が街に溶け込んで身近に居たという事実は本当に夢のようなことでした。
もう6日の朝には城崎を発たれるということですが、神戸新聞のWeb版にジャコブさんのインタビュー記事が載っており、「まるで城崎に恋をしてしまったよう」と評しておられます。誠に光栄なことですし、またの来訪を是非期待したいところです。本当に有り難うございました。