昨年の今頃を思い出しますと…、
9月2日に開催した山陰海岸ジオパーク コウノトリチャレンジライド in 但馬 という自転車イベントの準備に明け暮れていたことを思い出します。
今年は諸般の事情で開催できませんでしたが、「来年は必ず…」と、実は強く思っています。
これまで2度開催してみて(実際には1度目は台風により中止となりましたが、膨大な時間と費用を要した準備は例え中止であっても同じ)、そのたいへんさは身にしみて感じております。お金も掛かるし、人(ボランティア)の数も半端ではありません。
そもそも「自転車」という数あるスポーツの中の超メジャーでは無いモノに対し、また城崎温泉や豊岡市で開催している数ある他のイベントと比較してもかくもこれほどまでに手間暇の掛かるモノに対して、「また開催しよう!」なんてことはナンセンスだと思っておられる関係者が多々あったことも当然のことではあったのでしょうが、昨年の大会を経験した今となってはその開催意義を支持してくれる人も実は多数居ることも事実なのであります。
自転車でないと一日にして複数の山陰海岸ジオパークを体験できません。自転車でないとこの土地の風を感じることができません。肌で、鼻で、障って、感じて…、山陰海岸ジオパークの素晴らしさを自転車は教えてくれます。さらには、参加者と地元民との触れ合いは素晴らしい感動を引き起こします。そもそも我々は来訪者をもてなすホスピタリティーは得意とするところ。昨年もそれを高く評価していただいた。それをいかんなく発揮でき、しかもそれは大豊岡市というこれまでに無い広域でのおもてなしなのであります。(さらには地元の食が供されるのだから言うことありません。)
さて、合併から8年が経過しましたが、これまで大豊岡市で立ち向かった事業は実は皆無であります。チャレンジライドこそが、実は大豊岡市で取り組む初のイベントであり、大豊岡市の真髄を試される素晴らしいイベントなのであります。