本日、城崎文芸館に於いて、第13回短歌並びに第9回俳句コンクールの表彰式が開催されました。
この1年間に城崎温泉に来て詠まれた短歌と俳句を安森敏隆先生(同志社女子大学教授)が選び、3月の最終日曜日に表彰式を毎年開催しているのですが、今年は遠くは北海道の札幌、また宮城県の仙台からも出席者がありました。城崎温泉に旅行に来ていただいて詠み、そして今日表彰式に出席ですから、この1年間に少なくとも二度も城崎温泉にお越しいただいたことになります。遠い近いに関わらずですが、コンクールに参加の皆さま、そして今日出席された皆さまには心から御礼を申し上げたいと思います。
また、表彰式後の安森先生の評がまたとても良かったです。
この1年間は震災の影響もあって応募の短歌や俳句の数は例年を下回るだろうと思っていたところ、例年以上の応募がありました。つまりは「歌には力があって、人間を勇気づける」のだということです。安森先生の独特の広島弁に心が躍り、歌の力を改めて感じながら、ゆるやかに心地良く時が過ぎていくのでありました。