本日、晴天の下、春恒例の「城崎温泉ひな流し」が盛大に開催されました。
願い事を「ひな」にしたためて、川に流します。お客様参加型のイベントですが、皆さんどんなお願い事をされたのでしょうか?
今、東日本大震災の支援の輪が広がる一方で、日本全体が自粛ムードです。各地でイベントを中止したり、城崎温泉でも中には旅行を取り止めるお客様がいらっしゃいます。
被災した方々への支援や応援、そして配慮をしながらも、幸いにも西日本の我々は元気です。私共も阪神大震災時には同じ兵庫県ということでお客様の足が遠のくといった風評被害を経験し、また台風23号の大洪水では同じ豊岡市内で多大な被害の出た地域もあり、全国からたくさんのご支援を受けました(小泉純一郎総理-当時-も豊岡市に視察に来られました)。そういった経験からも言えることは、被災地に目は向けつつも、日本全体はその度により活気づかなければならないということだと思います。
我々も自身の生活基盤が安定してこそ被災地への支援が継続的にできるのですし、日本全体に復興への活力が湧き上がっていくのだと思います。全体が自粛していては何も生まれてきません。
ということで、城崎温泉では可能な限り多くの催し・イベントを予定通り執り行うことにしています。もちろんチャリティーの意味合いも持たせ、募金活動を実施し、ご来場の方々には多くの義援金をいただきました。
「一日でも早く日本全体が活気づきますように!」それが今日私がしたためた願い事でありました。