夏の城崎温泉には、ゆかた掛けに花火が似合います。
秋の城崎温泉は、しっとりとした落ち着きの中で温泉情緒がいっそう引き立つと思います。
9月19日(土)の20時からの約1時間、但州湯島の盆が開催されます。
三味線や胡弓、尺八にあわせて編み笠をかぶった踊り手さんたちがしっとりと踊ります。
これは、江戸時代に里に帰ることができなかった芸妓さんなどが、繁忙期の盆月を避けて翌月を盆とし、ひとときの安らぎを…と踊り始めたのが始まりといわれています。地元城崎温泉の住民だけでなく、近隣の豊岡市内からも参加者が多いのがこの催しの特徴です。
秋の夜長の城崎温泉のもうひとつの「顔」をどうぞお楽しみ下さいませ。