城崎温泉の駅通りには、いわゆる電柱がありません。もちろん電線もない。お陰で空がたいへんに広く感じられます。
これは今から約10年前に電線を地中に埋設し電柱を無くした為で、時間もかなりかかった難工事でありました。当時は「電線の地中化」と言ったこの工事も、その後工法が進化し、地中に埋設しなくとも家々の軒下に配線させたり、裏通りに電線を移設するなどして電線を見えなくすることができるようになり、名称も今では「無電柱化」と言われています。
この新たな工法も視野に入れて、今また城崎温泉内の無電柱化を図る計画が湧き上がっています。今日はその説明会がありましたが、その実現には住民の熱い思いが行政当局に伝わることがまずなによりも大事です。城崎温泉の大プロジェクトが、またひとつ始まろうとしています。