昨日11月6日は松葉蟹漁解禁以外にもいろいろとイベントが重なった日でありまして、町内の会議館であった「暴力追放とこどもを守る住民大会」にも出席して参りました。
この町の防犯に対する意識は本当に高いです。こういった大会もたかだか形式的なものではなく実は底辺の広さを物語っていて、それは、かつて温泉地にはびこっていた暴力団を昭和30年代に実際に追い出してしまったという過去が証明しているのです。
「ゆかたの似合うまち」として、ゆかた掛けの町歩きが気軽にでき、女性客の多い城崎温泉は、実はこうした高い住民意識が背景となって成り立っているのでありました。
今、城崎温泉のまちづくりは、全国多くの観光地の方々から手本とされ、視察の方も多く訪れていただいていますが、町並みといった表面的なものだけではなく、こういった内面的な取り組みはなかなか一朝一夕には真似ることはできないのでありました。
