人間誰しも素晴らしいものに出会うと、思わず「う~ん」とうなると思います。
当館と同業の旅館「志なのや」のご主人 伊賀二郎さんの切り絵を最初に見た時、私自身「う~ん、う~ん、う~ん」と三度くらいうなったような記憶があります。
かつて切り絵作家が取材旅行で志なのやさんに泊まったのが、そもそものきっかけとか。その後知り合いに誘われ、町公民館の切り絵教室に通って夢中になり、作品を絵はがきにして売り出すまでに。
これはもう趣味の領域を越えた玄人(くろうと)の作品であります。
今、城崎文芸館で、その伊賀さんの作品展が行われています。今月27日までの予定。
どうぞ、うなってみて下さい。