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太田垣士郎翁墓参

2013.05.25|まちの出来事・イベント情報

5月25日、城崎温泉は晴天の朝を迎えました。
今日は城崎温泉ロープウェイが開業して50年の記念の日であります。
まずは、郷土の偉人 太田垣士郎(おおたがき・しろう)翁のお墓にお参りです。
太田垣翁の恩に感謝し、さらなる城崎温泉の発展を祈願いたしました。

【太田垣士郎翁と城崎温泉ロープウェイ】
太田垣士郎翁は、明治27年2月に城崎町で生まれ、関西電力(株)初代社長、関西経済連合会会長を歴任し、また関電社長時代に黒部川第四発電所(黒四ダム)建設に着手するなど、経済界の指導者として戦後の日本経済の復興をリードし、今日の日本国繁栄の礎を築かれました。 こうした中で、故郷城崎町発展のため、観光施設として黒四ダム建設時のノウハウを活かしたロープウェイ事業を発案し、関西電力(株)、阪急電鉄(株)、関電不動産(株)、城崎町並びに地元有志などの多くの賛同を得て、昭和37年8月、翁の出席のもと、城崎観光(株)が創設されました。 このような経緯を経て、城崎温泉ロープウェイは城崎温泉の町並みや円山川及び日本海を一望できる温泉寺大師山に1年近くの工事期間の後、昭和38年5月に完成し、現在も城崎温泉の観光施設の象徴としてお客様に親しんでいただいています。 因みに、温泉街とロ-プウェイで結ばれた大師山は、翁が幼年時代に友達と駆け巡り、遊ばれた思い出の場所でもあります。