城崎温泉では大正14年の今日5月23日の午前11時10分にマグニチュード6.8の大地震がが発生し、倒壊とその後の火災により街のほとんどは廃墟と化してしまいました。これを北但大震災と称しますが、城崎町ではこの5月23日を震災記念日と定め、毎年大規模な防災訓練を実施しています。
今年は城崎小学校と合同で訓練が実施され、東日本大震災の教訓から津波からの避難が新たに訓練に加えられました。
なお、私の先祖も4名がこの震災で亡くなっていますが、訓練後は慰霊塔に参拝をいたしました。
現在の城崎温泉の町並みは、この震災後に再建されたものですが、当時の西村佐兵衛町長の「この地に湯が湧き出る限り、子供達の歓声が聞こえる限り、城崎の町は必ず復活する！」という言葉は、今でも私たちの心のよりどころになっています。
