城崎温泉でのゆかたの消費量は半端なものではありません。他の温泉地ではお客様は旅館内中心の行動パターンなのに比べ、城崎温泉のお客様は外湯めぐりやまち歩きなどの旅館外の広範囲な行動パターンが多く、それだけゆかたや下駄の消耗も激しいと言えます。また、デザインにも流行がありますので、一年経てばその役目を終えたゆかたが大量に発生することになります。
それらの古着ゆかたを使ったリフォーム展は、今では冬の城崎温泉の恒例行事となりました。
洋服に仕立て直された正統派リフォームから、照明や時計、ぬいぐるみや傘といった楽しいアイディア作品など、今年も40を越える作品の応募がありました。期間は今月28日まで、城崎文芸館にて開催しています。