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みんなの傘とは「みんなで管理する傘」

2011.02.10|まちの出来事・イベント情報

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「みんなの傘」の修理会を開催いたしました。
「みんなの傘」は、いわゆる学校の置き傘システムをまち全体でやっているようなもので、城崎温泉内に居れば誰でも利用できることを原則とした自由利用の「傘」です。
お客様に限らず城崎町民も使っているまさしく「みんなの」傘なのですが、どうしても使用頻度が増すと破損し使えなくなる不良傘が数多く発生いたします。中には残念ながら乱暴に扱われる方もあって、不良傘はドンドン増えていきます。
したがって私たちは不定期に集まって、傘の修理を実施しているのです。ホームセンターに行けば専用の修理キットが売っていますので、おおむねほとんどの傘は復活できます。平成13年3月1日からみんなの傘事業は始まっていますが、開始当初からやっている修理会ですので、みんな手慣れた感じでひとつまたひとつと修理をしていきます。
「みんなの傘」事業が続いているのは、すなわちお客様を含めた利用者の「優しい心」の存在があるからでありまして、加えて使った傘を干したり、元の通りに巻いて丁寧に保管してくれる外湯の湯番さんや旅館案内処の職員のご苦労や回収に協力してくれる町民の理解があって成り立っているのであります。とにかく多くの人の「優しい心」によって支えられた事業なのであります。
まちぐるみの派手なイベントも城崎らしいですが、このような地味な事業もまた、城崎らしさなのであります。
《追伸》
マスコミの皆様へ
こういった事業もたまには取材して下さいネ。