柔らかな日差し、ほのかなモクセイの香り…、10月に入りめっきりと秋らしくなって参りました。そして、川沿いの柳の剪定が始まりだすと、城崎温泉の住人は「秋祭り近し…」とどこかしら落ち着かなくなってくるのであります。
城崎温泉の名物である川沿いのしだれ柳は、成長するごとに年に3回ほど枝打ちを行います。中でも秋のそれは実は他にも意味があって、10月14日・15日の秋祭りのだんじりの運行を妨げぬようにきれいに刈り取るのでありました。
そして、今日は当館前の川の草取りも行いました。
身のまわりがきれいになり、祭りを迎える準備は着々と整っていきます。まもなく温泉街には、だんじりの太鼓の稽古の音が毎夜響き渡るようになります。