第8回城崎短歌コンクール並びに第4回城崎俳句コンクールの入賞式が開催され、私も参加して参りました。
実は(と言うとたいへんに失礼ですが)短歌や俳句の人気は非常に高く、この1年間に短歌が688人の1,177首、俳句が1,192人の2,083句が寄せられました。もちろんそのほとんどが、城崎温泉に来た際か、来られた後につくられた作品であって、その多さには驚くばかりであります。さらには短歌・俳句それぞれ最優秀賞1名、優秀賞5名、佳作44名、入選50名、計100名、ふたつ合わせて200名もの方が表彰されましたが、そのほとんどが入賞式に参加され、しかも県外者も多く、また小学生から杖をついたご高齢の方、そして各年代の男性も女性もおられ、その広範囲にはさらに驚かされるのでありました。
会場には各回の最優秀作品が掲示されていましたが、それぞれがその時の世相を反映していて面白く、8年前の第1回目の短歌は当時阪神大震災に遭われた方が詠まれたものであったのが非常に懐かしかったですし、今年は募集期間中にコウノトリの放鳥式典にも出席された秋篠宮ご夫妻に男児誕生というニュースが流れて、「コウノトリ」に取材した作品が多く投稿されていました。
それでかどうだか、最優秀作品はいずれもコウノトリにちなんだもの。コウノトリは本当にいろんな幸せを運んでくるのでありました。
第8回城崎短歌コンクール
(最優秀賞:高山千素)
コウノトリ天翔け舞ひし夢ならず「親王」誕生列島の沸く
第4回城崎俳句コンクール
(最優秀賞:吉田小枝子)
こうのとり但馬の空に春はこぶ
選者は同志社女子大学教授であり、歌人である安森敏隆先生。ファンも多く、マスコミにもよく登場されています。
代表表彰ではなく、出席者おひとりおひとりに飯田観光協会長から表彰状と記念品が贈られました。
コンクールは毎年開催しています。
どうぞお気軽にご参加下さいませ。
●城崎温泉観光協会ホームページ
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