本日、今年で25回目となる「かに王国」開国式が、JR城崎温泉駅にて開催されました。井上ひさしさんの小説「吉里吉里人(きりきりじん)」がきっかけとなってミニ王国ブームが世間を席巻したのはもう20年以上も前のこと。
以来、城崎温泉では毎年11月23日に開国式を行い、話題を振りまいて参りました。
なんとも馬鹿馬鹿しくもある開国の式典ですが、みんな真剣そのもの。
まずは国王の入場です。
この人相の悪い(^-^)国王は、実は観光協会長。顔に似合わず“いい人”です。
その後、「開国宣言」、「大臣の任命」等々が行われ、にぎにぎしくも粛々と、式典は進行していきました。
式典終了後は直ちに「絶叫大会」の開催です。
「かにさん、ありがとぉ~!」と言って、測定器で声の大きさを競います。
賞品はもちろん「蟹」。
まずは皮切りに、市長が第一声です。
多忙な公務の合間をついて、わざわざ駆けつけてくれました。
テレビ局や新聞社などの報道陣も多数来てくれました。ギャラリーは300人。大勢のお客様で賑わいました。
「絶叫大会」に出場するために、毎年11月23日に城崎温泉に来てくれている常連さんも多く、写真の小学生くんなどもそう。3年連続で来てくれたそうです。もちろん地元の子ではありません。
また、慣れたもので手作りの看板を身にまとっての出場者もありました。
そして、優勝はなんとアメリカ人。「かに王国」も随分と国際的になったものです。