そこに勤務をしているのかと自分でも錯覚するくらい、私は毎日のように「城崎文芸館」に顔を出します。そこは「城崎温泉観光協会」でもあり、「旅館 城崎温泉」を考える上においてはいわば心臓部、皆が集う場なのであります。
さて、玄関を入りますと鮮やかな風景写真が目に飛び込んで参ります。
兵庫県で一番高い山をご存じでしょうか?
六甲山ではないですヨ。実は氷ノ山(ひょうのせん)であります。
この郷土の山 氷ノ山に見せられた出石(いずし)出身の写真家 狩野清道さんの写真展が文芸館のイベントホールで今月28日まで開催されています。題して『氷ノ山 四季彩』。
春の新緑の木々、初夏の木もれ日、秋の紅葉、冬の雪や霧氷など、どれもが色鮮やかにすばらしい輝きを放っています。