当館から車で約1時間のところに「余部(あまるべ)鉄橋」はあります。
日本一のトレッスル橋であり、独特な構造と鮮やかな朱色がもたらす風景は、たいへんに価値ある産業遺産であります。
しかしながら、強風による度重なる列車の運休や遅れ、また老朽化により、いよいよ掛け替えが決定し、現在惜しまれながら工事が進行しています。
工事着工から はや2年余りが経過していますが、久しぶりにどのような状況になっているかを観て参りました。
来年には完成予定ながらも、まだ元の姿を留めているのは意外でありました。
旧橋の横にくっつくように、新しいコンクリート製の橋を架けようとしています。
とにかく大工事です。工事中でも一見の価値有りです。