いよいよ本格的な夏のシーズンが始まりました。
城崎温泉は「ゆかたの似合うまち」、ゆかたが正装であるかのような街です。
お客様はチェックイン後は、決まり事のようにゆかたに着替えて外湯めぐりにお出かけになります。
さて、そこでお客様誰もが心配されるのが、ゆかたの着付けや上手な着こなしです。
当館では、ゆかたの着付けのお手伝いをさせていただいていますので、どうぞお気軽にフロント係或いは客室係にお申し出下さいませ。
ただし、当館スタッフの着付けを必要とされないお客様や入浴時に一度脱いだゆかたを再び着る際に気をつけていただきたいのが、ゆかたの襟の合わせについて…。
右が上だったか? それとも左が上だったか…???
正解は男女とも右前になります。よく誤解されるのですが、「左側が上になった状態」が右前です。右利きの人が、懐に手を入れやすいのが「右前」と考えると覚えやすくなります。要するに洋服は男性と女性で服の合わせが反対になりますが、ゆかたや着物等の和装の場合は男女共に同じで「男合わせ」が正解となります。そして、いざという時に忘れてしまった場合は、「小文字のy」と覚えていただければ良いと思います。