新年になって15日が経ち、お正月ならではの平時とは違った忙しさからようやく開放され、普段通りの落ち着いた雰囲気が久しぶりに戻ってきたように感じています。
特に今年は3日に民家数戸を全焼する大きな火災が街の中心部で発生し、2名の尊い命が失われたことが、正直申せばどうにも心の中に暗い影を落としています。
お陰様で…と申しますか、たくさんのお客様にご来館いただいて商売は忙しくさせていただいている一方で、旅館スタッフのインフルエンザ禍によって手が回らなくなり、火事で被災された方々のお手伝いになかなかはせ参じることができなかったことをとても心苦しく思っておりました。
ようやくスタッフ全員回復し、復帰して参りましたので、先日から火事の後片付けのお手伝いをさせていただいている次第です。火災現場は放水の為にまだまだ水浸しの状態で、ゴム手袋がとても重宝いたします。
火事は本当に悲しい出来事で、元の通りになるまではまだまだ時間がかかるのでしょうが、それでも仮店舗を借りて少しでも早くにご商売を再開しようとする動きも見られ、こちらが励まされるような、そんな今日この頃であります。
さて、被災された方に役立てていただきたいと、公式の義援金窓口が開設されました。
皆さまの温かいご支援を賜れば幸いです。何卒宜しくお願い申し上げます。