国のビジット・ジャパン・キャンペーン等のインバウンド政策により、今 日本には本当に多くの外国人旅行者が入ってきています。外国の方々に日本の“いいところ”をいっぱい観ていただけることは、誠に喜ばしいことであります。
ただし、これは私個人の感想ですのでここだけの話にしておいてほしいのですが、先日九州の某温泉地に行った際のことですが、右を見ても左を見てもアジア系の団体客ばかりで、しかも遠慮することもなく大声で私たちの前を占拠し、これにはさすがの私も閉口してしまいました。文化の違いなのでしょうが、こういう状況が城崎温泉に於いてももし起こったならば…、ちょっとゾッとしてしまいます。
さて、城崎温泉のインバウンドの状況を説明いたしますと、団体客は皆無ではあるものの、欧米系の少人数客はこの1年でかなり増えました。数はそう多くは無いものの、金髪の外国人カップルがまちを歩いているのを見かけない日は無いくらいです。
この要因としては、昨年、観光協会で兵庫県からの補助金をもとに積極的にインバウンド招聘事業を行った事などが挙げられますが、実は「英語版 地球の歩き方（地球の歩き方：私が学生の頃、日本人用の外国旅行ガイドブックの超定番であった）」ともいうべき「Lonely planet」の「Japan」という本に、なんと城崎温泉が『Best Onsen Town』として載っているのであります。日本には本当にたくさんの「Onsen」がある中、この片田舎の城崎温泉が『日本一の温泉街』として海外に紹介されたのです。これは本当に名誉なこと。
もちろん外国人客だけでなく、日本の方もまだまだ城崎温泉をお知りでないことと思います。是非、この素晴らしい温泉にお越し下さいませ。
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