平成17年4月1日に近隣1市5町が合併して、新「豊岡市」が誕生いたしました。これまで全く違う道を歩いてきた行政体がひとつになったわけですから、違和感やサプライズは当然ながらいろいろとあります。
そのひとつとして、まち全体で取り組むイベントなどの組織体について「おや?」と思うことが常にあります。旧城崎町(城崎温泉)はご存じの通り「共存共栄」を唱える住民参加の意識が強いまちです。民間が率先して何でも取り組んでいこうとする気概が強いです。
旧他町は決してそうではないとは言いませんが、決定的に違うのは城崎温泉は民間人主導ですからイベントでの人件費はほとんど「0円」。それに対して、他町の場合は行政に動員が掛けられることが多いので、もちろん多額の人件費が発生するということです。
ただし、そのことをこの場でいちいち言及するつもりはありません。
私も含めて城崎の人は、大の焼き肉好きです。何かあると、イベントなどの事業の最後は焼き肉でしめます。全てがボランティアですから、場合によっては立場が優先して嫌々やらなければならないこともあると思います。けれども最後にみんなで焼肉を食べに行くと全員が納得であります。
しかも、いく店は必ず“あのお店”。実は同じ焼肉店であっても“あのお店”でないとみんなが納得しないのです。したがって、われわれ城崎人は「焼き肉を食べに行く」ことを「○○(店名)に行く」と言います。「○○(店名)」が焼き肉の代名詞になっているのであります。
思えば…考えようによっては“あのお店”無くして、われわれの「元気」はあり得ないのかもしれません。
師走はわれわれにとっても忘年会の多い時期です。何度“あのお店”に行くことか…。実は今晩も行くのでありました。
《追伸》
けれども野菜も一杯食べて、そして仕事柄ニンニクは食べないように気をつけております。