これもまた地球温暖化の影響なのか、ちょっとした異変が起きています。
14日・15日の秋祭りが終わり秋も深まってくると、例年ではカメムシがたくさん飛び始めるようになります。
ご存じかと思いますが、カメムシは刺激するととんでもない悪臭を発する嫌われ者ですが、どんなに衛生管理に努めていてもそれとは全く関係なく室内に侵入してくる厄介者であります。その厄介者の「発生数の多い年の冬は大雪が降る」という説が当地ではあります。
昨季は記録的な暖冬でしたが、やはりカメムシの発生は極端に少なかったのでありました。それが今年は今のところはもっと少なく全く見かけることがないのです。お客様にご迷惑をお掛けする厄介者はいないのがいいに決まっているのですが、それでもこの静けさは不気味ですらあるのです。
ところで、カメムシの被害をできるだけくい止めるよう、当館では駆除業者に数十万円を支払っているのですが、インターネットを見ていますと市販の殺虫剤でも最近ではいろいろな種類の物が発売されていることに気がつきます。ただし、カメムシの場合、悪臭を発する前に抹殺してしまわないととんでもない被害を被ることになり、カメムシの即死はおおよそ考えられないことからその条件を満たす殺虫剤などは存在しないのだと私は考えておりました。
ところが、いろいろと調べていくうちに、ひとつの殺虫剤に行き着いたのでありました。その名も「カメムシコロリ」。「ニオイを出す前に一発撃退!」「超即効性」「洗濯物やお布団にも使えます」などのキャッチコピーが私の心をくすぐります。
カメムシの発生はたいへんに困ると思う反面、この新兵器を早く試してみたいと思う今日この頃なのであります。