今日9月1日は、大正12年のこの日に関東大震災があり、その教訓を忘れないという意味から「防災の日」となっています。
城崎町消防団員でもある私は、ひとりの団員として防災パレードに
出動して参りました。
ここのところ各地で大きな地震が頻発しています。被災した同業の話を聞くにつけ、当館が被った際のことを想うことが多くなりました。城崎温泉でも大正14年に大地震があり(北但大震災)、私の先祖も4名亡くなっています。
かの名旅館、石川和倉温泉の加賀屋さんでは、今年3月の地震の際、長期間の営業休止を余儀なくされるほどの地震でありながら、いつもの訓練通りの(マニュアル通りの)避難誘導と対応ができたと聞いています。「さすが…」のひと言でありますが、それを当館の場合に当てはめてみますと…。
マニュアルはある。社員にも徹底している筈。訓練も日々している。
しかしながら、訓練と実際とは全く違います。自身も動揺するでしょうし、お客様はどのような反応をされるか、それはケースバイケースであります。
日本列島に居る限り、地震は遅かれ早かれいつかはやってくるものと思います。その時「適切な行動がとれるか?」
社員一同、あらためて防災の日に想うのでありました。