梅雨も末期となりましたが、各地で大雨の報を耳にします。被害に遭われました方におかれましては、心よりお見舞いを申し上げます。
さて、出版社さんから、まもなく発売の当館が載っている旅行雑誌を、見本として送っていただきました。
その内容は、なんと冬の松葉蟹料理を特集したもの。これから梅雨が明けて、いよいよ夏のシーズン到来という時にでありますが、業界ではやはり、早め早めの“しかけ”が大事なのであります。
ところで、今は蟹漁をやっていないのに(漁解禁は11月6日)、この雑誌には蟹料理が載っているというのは、どうしてだと思われますか?
答えは、昨シーズンのうちに蟹料理の写真を撮り終えているのであります。
実は出版社は1年前から既に、1年後の出版プロジェクトを始動しているのでありまして、そこに掲載される施設はそのことを踏まえて、かなりなリサーチの中で決定されているということなのであります。
つまりは1年後であっても読者にしっかりとお薦めできる、評価の安定した手堅い施設のみが掲載を許されるのだと言えます。
もちろん掲載された施設もそれに応えなければなりません。名誉を感じながらも、益々の精進を誓うのでありました。
なお、当館としては冬の具体的な宿泊プランの提示は、まだまだこれからです。
9月初旬の予定としていますので、恐れ入りますが何卒ご了承下さいませ。