私が子供の頃は、もっともっとたくさんの露店が並んでいたと記憶していますが、中でもお目当ては食べ物を売っているお店というのは大人になった今でも変わりません。
特に楽しみなのは「鯛焼き」。
しかもいつもの“あの店”の鯛焼きでなきゃ嫌。
鯛焼きという食べ物は、恐らくは一年に一度、温泉祭りでしか食べないだけに私にとっては特別なのでありますが、「せっかく食べるならば…」と、数ある鯛焼き屋さんの中でも食べるのは毎年“あの店”と決まっているのであります。
毎年、いつも同じ場所に必ず出店している“あのお店”は、今は実は二代目であって、当初は“松○商店”とか名乗っておられましたが、今は家主が代わって“橋△商店”とおっしゃる。
本音を言うと“松○商店”さんの鯛焼きが好物だったんですが、それでも“橋△商店”さんの鯛焼きも格別。いつもここだけ行列ができています。
お客様におかれましては、食べ過ぎて旅館の夕食が食べられなくならないよう、呉々もご注意下さいませ。
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