
「一期一会(いちごいちえ)」は、一生に一度だけの機会や出会いを大切にする、茶道に由来する日本の心得。何度会う相手でも、その瞬間は二度と繰り返されないため、誠意を尽くすべきという教えで、人との出会いや、何ごとにも誠心誠意取り組む姿勢を示す、深い意味を持つ言葉。
とGoogle検索は教えてくれます。
当館の奥まったところにある階段を上がった2階のまた奥の方に位置する「とある客室」。離れの二階にあるこの客室は、今は亡き倉橋英太郎氏に改修を依頼した際、とくに苦心していただいた一室になります。中庭とは反対側にありますので客室露天風呂を備え、大きな窓を正面に見る純和風日本建築ですが、その位置関係から特に落ち着いた雰囲気を醸し出し、静かな佇まいはお陰様でお客様の評価も高くいただいています。
さて、その一室の床の間の現在の掛け軸は実は期間限定で鉄斎なんです。
お客様の感想も色々で、逆に盗難やいたずらを心配されるお客様もいらっしゃいますが、当館の「一期一会」のおもてなしの姿勢を少しでも分かっていただきたいと思っていて、そこには一層の凜とした空気感が漂っています。

