9月25日付けで、ひとりの男子従業員が退職いたしました。
勤続20年近く。信頼できる従業員であり、それ故に定年後も勤務を続けてもらっていました。歳はいっててもまだまだ元気でありますが、そうは言っても70才を越えた年齢は不安、そして病気の奥さんの看病のこともあり、今回の決断となりました。
本人も思うところが色々とあったことと思いますが、勤務最後の日もいつも通りに淡々とこなし、そして淡々と去っていきました。もちろん永遠の別れではありませんし、住まいも比較的近所です。けれどもその性格故のあまりにあっさりとした(あっさりと見える)去り際においては、只々ひと言「長い間有り難う」という言葉しか掛けることができませんでした。
思えば当館も多くの従業員に支えられて成り立っているのであります。都市部の宿泊施設とは違い、大卒のエリートや若くて聡明な女性社員が大勢いるわけではありません。ほとんどの従業員が第二第三の人生を当館で迎えているのであります。
けれどもみんながチームワークよく本当に一生懸命にやってくれていて、それが当館の“特徴”になっていることは言うまでもありません。
寂しさはぬぐえませんが、そういった退職した従業員たちがまた笑顔で遊び来てくれる、そんな職場であることが結局のところお客様に喜んでいただける旅館作りに繋がっているのだと思うのであります。
感謝
んー あまりにも良いお話。
うちのブログと大違い。アンメルシン ヨコヨコを載せてる場合じゃ無い。
反省いたします。
過日は、お父様とお母様にお立ち寄りいただきまして、有難うございました。
お元気そうでなによりでございます。
「もう、ご子息にすべて任せておられる。」と、申し上げた所。
「いやいや。」と、（まだまだ現役だぞ！と、お叱りをうけた思いでした。）
これからオンシーズンになりますね、お体お大事におきばり下さいます様。
白雨文庫拝