さて、今日で6月が終わりとなります。
コロナ禍による長期自主休業からリスタートして丁度1ヵ月。その感想は…と言いますと。
総売上はもちろん満足いくモノではありませんでした。
しかしながら、精神的にはかなり満足いった1ヵ月間でした。これは本当に予想以上、次に繋がる何かを掴んだ手応えのようなモノが感じられました。
思い出します。とにかく不安いっぱいの初日でした。
最初のお客様が到着された時、しかもそのお客様は常連様でありましたが、感激で涙が溢れました。そして、たくさんあった不安は、泊まっていただいたお客様によってひとつひとつ拭っていただいたことは紛れもない事実でありました。
先日のニュースで観ましたが、コロナに罹患することを自己責任だと思っている人の割合は世界的に見ても日本人は極めて高いということのようです。毎日毎日多数の感染者が出ている東京の状況を見るとこの自己責任率に対してかなり懐疑的には思ってしまいますが、一般的には日本人は多くの人がコロナ封じ込めはひとりひとりの責任によるものだと自覚しているのだということです。
すなわちリスタートをして感じたのは、こちらも緊張感を持つ中でお客様を信頼してお迎えしていますが、お客様側も自覚を持つ中でこちらを信頼して泊まりに来ていただいているということ。この緊張感と信頼感の両立の中で我々の商売がはじめて成立するのだということを強く感じ学習させていただきました。
この6月を体験してみて明らかに自信が芽生えました。
7月は引き続き緊張感を保ちながらも、具体的な出口を視野に入れての営業がしていけそうな気がしています。
とにかくお客様によってしっかりと前を向かせていただいていることに対して感謝しかありません。引き続き何卒宜しくお願い申し上げます。