自転車ツーリングイベントの「山陰海岸ジオパーク コウノトリチャレンジライドin 但馬」が、9月2日(日)に開催されました。
今年は第7回大会で、しかも参加者が777名とこんな偶然があるのかと思える「7並び」のめでたい大会となりました。そのめでたさのお陰かお天気にも恵まれ、かなりハードなコースながら例年以上にリタイヤ者が少なく完走率の高い大会となりました。
さて、この大会は山陰海岸ジオパークのPRが主たる目的ではありますが、私共はまた違う視点で捉え運営に参加をさせていただいています。
その視点とは「人への感謝」に尽きます。
大会は基本「手作り」。城崎温泉で実施されるイベントはそのほとんどが住民の一致団結による献身がベースとなっていますが、この大会は広範囲に渡る為に7つの地域にまたがり、その運営は多国籍軍となります。これが如何に難しいことか。地域事情がいろいろあるのは当然で、その意識の統一なんてあり得ないのです。
そのあり得ない事情がありながら、「参加者に楽しんでいただきたい…」というおもてなしの精神が支えとなって、大地域がひとつになるのです。
各地域の皆さんが一生懸命になって大会を運営している姿を見ると、もうこれは感謝しかありません。本当に涙が出て参ります。
そして、自転車を駆る参加者の皆さんの「笑顔」「有り難うの言葉」そして「ねぎらいの言葉」の数々。これもまた、とても嬉しい瞬間で、心からの感謝しかありません。
そういった、内の人へも、外の人へも、感謝、感謝、感謝が溢れ、次への活力がまた生まれていきます。
今年もまた「人への感謝」がたくさん溢れた大会でした。
本当に本当に有り難うございました。