昨日のことですが、コロナワクチンの2回目の職域接種を受けて参りました。
昨日は私を含めて当館希望スタッフの半数が受け、残りの半数は既に1週間前に終えていますので、これでほとんどスタッフが「接種済み」という状況を作ることができました。
気になる副反応ですが、お陰様で私は打った方の腕がまだ挙がらないくらいのことですが、中には高熱が出る者も居ます。が、今の世情を鑑みますとそれらを恐れて回避するよりも受け入れた方が良いというのが私の考えとなります。
さて、今回の職域接種ですが、本来は1000人以上を対象としており、企業単位などの大きな枠取りが前提条件となることからスタッフ数わずか20名程度の当館規模では全く網にかからないのが実情でした。こうして接種が実現できたのは、城崎温泉旅館組合がリーダーシップを発揮して城崎温泉全体で取り組んでくれたからに他なりません。
国からの通達があってから応募〆切りまでにはわずか2日程度しか無かったと聞いています。
ワクチンそのものは無料でしょうが、実際には医療関係者や会場の借り入れその他会場スタッフの手配にはかなりの費用が発生します。費用以外にもスタッフや会場の手配そのものも短時間ではほぼ無理と思われます。
そんな追い込まれた状況の中、結果を待たずに前向きに進められた旅館組合理事長の決断はきっと後世まで語り継がれることと思います。
これもひとえに、向いている方向が同じ、強きが弱きを助ける互助の精神、つまりは城崎温泉伝統の「共存共栄」の精神があったからこそと思います。
なんとも頼りになる、なんとも心強い、なんとも誇れることなんでしょう、とあらためてそう感じるわけです。
なお、接種会場では理事長はじめ役員の方々、まちの皆さんのボランティアスタッフが各所に居られて運営にあたられていたこともお知らせしておきます。
本当に、感謝、感謝、感謝しかありません。
なお、当館としましては、そうは言っても引き続き緊張感を持って営業させていただくつもりです。
現在新型コロナ対策として、
「1組の人数は最大大人3名まで」
「1組の使用客室は1室限り・2室以上利用は不可」
とさせていただき、ご宿泊のお客様のコロナ感染リスクを考えて極々少人数様単位のお客様のみを受け入れをさせていただいています。ご理解のほど何卒宜しくお願い申し上げます。