決して揶揄して申すわけではありませんが、日本では報道が異常に加熱して国民もまた「これでもか!」と言わんばかりに敏感に反応して必要以上にピリピリ感が漂ったかと思えば、時が経てばそんな熱もすっかりと忘れ去られて話題は次なることへととっくに移っているということが多々あるように思います。
公衆浴場に於けるレジオネラ菌問題も、過去にはブームかと思われるほど異常な反応があり、報道にも連日取り上げられていた時期がありました。当時、旅館業界も多額の設備投資をするなどの対策を講じ、そして報道に足下をすくわれぬようかなり神経質になっていたことを思い出します。
ただし、今やそれも「過去の話」のような感がなきにしもあらず…。
しかしながら、旅館としてはお客様の安心安全を誓う気持ちは決して萎えるとはありません。
以後も衛生管理を継続徹底させ、自主検査を1ヶ月に一度実施し、さらにはこの度1年に一度の旅館組合斡旋による専門機関への検査に参加させいただきました。
こうしたお客様の目に直接とまることではないことでも、気を抜くことなく日々旅館業に取り組んでいます。