今日は全国的に雨のようです。寒さがだいぶん緩んで参りました。
ニュースを見ていますと、各地で雪崩(なだれ)や落雪の被害がたくさん出ているようです。雪は見ていて本当に美しいものと思いますが、降りすぎれば足下にも頭上にも注意しなければならないといった、誠に厄介な代物であります。
けれども、当館の周りを見る限りでは、そのような危険箇所は見あたりません。ずり落ちる前にドンドンと溶けてしまっているのが現状であります。
さて、昨年の夏のことでしたが、あるお客様が当館の屋根を見上げて「あれ、なに?」とおっしゃったことがあります。雪止め瓦や金具のことなんですが、我々には当たり前の物なのでありますが、そうなんですネ、都会の家の屋根には無いのですネ。
この突起があるか? 無いか? のちょっとしたことで、大違いなのです。我々は、このお陰で雪がずり落ちず、安全な暮らしを送ることができるのであります。
・アーチ型の滑り止めのついた瓦
・こちらは真竹で止めています。
・突起状の金物です。たったこれだけでもたいへんな効果があります。
・こちらは棒状の金具で、しっかり防御。