今日も雪は降らず。
「傘をささなくていい（濡れない）」そして「目の前の庭には雪がいっぱい」ともなると、お客様としてはどうしても「雪に触りたい」「雪を踏んでみたい」「雪だるまを作ってみたい」となるようです。
けれども、庭への入口や庭の散策用スリッパに右のような紙を挟んで、雪のある期間においては、庭への出入りをご遠慮いただいているのです。
【紙の文言】
積雪時は庭園内のご散策はご遠慮下さい。
足跡がつきますと景観を損ねる為です。
ご理解の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
雪は降ったままの状態が、やっぱりきれいなのです。ましてや多くのお客様が共有してご覧になる庭の雪景色に、足跡や雪だるまがあってはやはり台無しになってしまうのです。
また、雪は降ったままにしていると溶けるのに時間がかかりますが、踏めば、その足跡のところからみるみる溶け始めるのです。
今日ご宿泊のお客様にも、そして明日ご宿泊のお客様にも、そして1週間後にお泊まりのお客様にも、同じように雪景色に感激していただけるようご宿泊の皆さまおひとりおひとりがご配慮賜れば幸いであります。ご理解下さいませ。宜しくお願い申し上げます。