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ヴァーチャルときわ別館

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雑誌社の取材がありました

2005.09.15|ときわ別館の様子・出来事

今日は、ある雑誌社による特集記事の取材がありました。
当館に一晩泊まっていただいて記事を書いていただきます。
旅館が載る雑誌にも色々とありまして、“じゃらん”や“大人のいい旅”などは掲載料を払って載せてもらう広告掲載。広告なので一応契約をすれば無条件で掲載されるわけで、嘘は書かないにせよ、良く見せようとする傾向は当然出てきてしまうものです。
かたや記事掲載というものがあり、こちらはどこの旅館でもお呼びがかかるというわけではなく、雑誌社がいわゆる旅館の評判を聞きつけ、またあらかじめのリサーチによって選抜される、旅館にとりましては誠に名誉なことなのであります。
もちろんこの場合は掲載料は無し。そして掲載後には反響も大きく、当館にとってはたいへんに有り難いお話なのであります。
けれども反響の大きさを考えますと、その評価に違わぬ内容が問われるたいへんな責任も同時に請け負うのであります。
さらには同じ記事掲載でも、実際に旅館に泊まって取材をする場合と、処々の都合上、アンケートや電話のやりとり程度で済まされる場合(以前に一度宿泊取材をしている場合が多い)とがあります。
旅館に泊まって記事を書くということは、ありのままを書かれるということであり、それだけ記事の信憑性も高くなり、生きた記事が書かれるわけです。



さて、当館をどのように評していただけますやら?
雑誌が発売されました時には、こちらのコーナーで披露をさせていただきたいと思っております。


発売が11月の半ばということで、料理は冬の蟹料理をメインに撮っていただきました。

ひとシーズン先の料理となりますので、実は食材の確保にはたいへん苦労いたします。松葉蟹も今現在は休漁中で手に入りません。したがってこの蟹は取材用にとっておいた昨年獲れた松葉蟹なのです(毎年、取材を多く受けさせていただいておりますので、数杯の蟹は確保いたしております)。もちろん食べることはできません。もったいない気もいたしますが、撮影終了後はポイっです。


取材の様子が見られるなんて、めったにないことです。
興味深く拝見させて頂きました。
蟹を用意しておかなくてはいけないなんて、いろいろと準備も必要なんですね。