「WITH コロナ」を念頭にした旅館の在り方を、実際に営業しながら日々模索しています。
対策にやり過ぎは無いとしても、あまりの極端は情緒性を無くすことに繋がって、ひょっとすると旅館の価値の低下を引き起こすかもしれないと不安に思うこともあります。
今日からはスリッパ用の使い捨て中敷きを置くことにいたしました。
お客様の反応を少し見てみたいと思います。
さて、「反応」というと、まだ休館している旅館が多い中で当館は営業しているので、当館の前を通り過ぎて行く往来のまちの方々の反応(視線)がなんとなく気になってしまいます。これは考え過ぎなのかもしれませんが、まだこういった部分では地に足が付いていないのかもしれません。とにかく、毎日無事過ごせていることに感謝して、あくまでも謙虚な気持ちで、けっして欲張らずに、常に緊張感を持って、そしてまちに対して少しでも貢献できるようという気持ちはブレてはいけないのだと思っています。
今はただ、お客様をお迎えして接遇をするというこれまでは当たり前であった日常が、あらためてこんなにも楽しいものかと思いながら毎日を努めさせていただいています。