今日は某出版社の取材がありました。
当館も数年前までは毎年7～8件の雑誌取材を受けていましたが、ここ数年は顕著にその機会が減り、今日は本当に久しぶりの取材対応となりました。
ここ数年はインターネットによって出版業界も様変わりしたように思います。紙媒体は極端に減り、旅行雑誌も数多くが休刊をしています。旅館側が費用を支払う有料取材（広告）とは違って、出版社側から申し出いただく現地取材はその発生回数自体がかなり減っているのだと思いますし、ライターが現地に赴かずにデータのやりとりだけで済ませる場合も増えました。
そんな状況にありながら、今日はライターの方に当館にお越しいただき、たっぷりと時間をとってじっくりとお話しをさせていただくことができました。
なんと今回の取材対象旅館は当館1軒のみとのこと。ライターさんの事前リサーチによって当館を選んでいただいたということで、色々なところを取材した経験豊富な方に実際に見ていただく、感じていただく、そして私も本音を話す。そして、それをライターさんの感性で書いていただく。そうすることによって、読み手に「ありのまま」が伝わっていく…。
やっぱり宣伝が目的ではない、「取材」というものはいいもんですネ。
久しぶりに取材対応をさせていただいて、とても新鮮な気持ちになり、また新たな刺激を受けた次第です。
有り難うございました。
