昨日は久しぶりに戸島湿地のコウノトリを見に行ってきました。先日孵った3羽のひなを2羽の親鳥が交替で世話をしていました。近くにはサギもいましたが、ひときわ大きいコウノトリが飛ぶ様はいつ見てもとても感動的であります。
こんな光景が当館から車でわずか5分あまりのところにあることをとても誇りに思うのであります。
さて、放鳥したコウノトリが卵を産み43年ぶりにヒナが誕生したのは実は昨年の今日のことでありました。よって豊岡市はこの日を忘れることなく、命の大切さを再認識し、生きものとの共生意識の醸成をいっそう進めていくため、今年から5月20日を「生きもの共生の日」(市の記念日)として制定いたしました。
「生きものとの共生」とは実はたいへんに難しいことです。コウノトリに教えられながら、これからが本当の勉強なのだと思うのであります。
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