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昨日(9/11)、TBS系列で豊岡のコウノトリの取り組みが放映されました

2005.09.12|コウノトリプロジェクト

放送では「城崎温泉のある豊岡市」というような説明をしていました。確かに城崎温泉の発祥はコウノトリ伝説(コウノトリが足の傷を癒していた場所を見ると湯が沸いていた/鴻の湯の起源)によりますし、豊岡市の位置づけは城崎温泉を引き合いに出した方が視聴者にも分かり易いのだと思います。しかしながら「豊岡市城崎温泉」となったのは(市町合併により)この4月からのこと。それまでは親近感は持ってはいたものの「隣町の取り組み」とでしか考えていなかったのだと思うのです。



美談だけではない、裏の話ももちろん存在することでしょう。けれども放送は我々地元民にとっては強いメッセージとして受け取れるものだと感じました。

「(コウノトリが住める環境を作ることは)何か新しいことをやるのではない。昔の当たり前だった状態に戻すだけ。」「40年前にコウノトリと約束をした。コウノトリと人間が共存できる環境に戻すことを。それまでコウノトリには(ゲージに入って)我慢してもらっていた。ようやく約束を果たせる時が来たのです。」という言葉が印象的でありました。

関係者のご尽力は相当のことであったでしょう。けれども今はようやく出発点に立てた状態なのだと思います。私たちはこれからこのプロジェクトを温かく見守りながら、さらに理解し、協力し、応援していかなければならないのだと思っているのであります。