本日、午前10時から、木屋町小路(きやまちこうじ)の火伏せ壁(ひぶせかべ)前にて、記念式典が執り行われ、ついに木屋町小路がオープンいたしました。
式典では中貝豊岡市長の挨拶を皮切りに、谷衆議院議員らから祝辞があり、そしてテープカットが行われました。設計にあたった早稲田大学後藤研究室さんから「城崎人の熱さには手を焼いた」等々の裏話披露もありましたが、まさに城崎の人々はまちづくりにとても熱いのであります。苦笑混じりの「(おそらく)日本一(の熱さ)」と言うお話しがとても印象的でありました。
そして、さっそくに10軒のテナントはお客様で賑わっていましたが、どのお店も一工夫も二工夫もされ、今風でありながら城崎温泉によく溶け込み、とても魅力的な店舗ばかりであります。
ただし、プロジェクトはこれで完成ではありません。
これらの10店舗は新しい風を城崎温泉に持ち込んでくれました。今後いろいろな刺激があり、発見の機会があり、勉強の日々であると思います。そして、今日スタートしたお店が成功を収められ、そのノウハウを生かした新しい店舗が木屋町小路の枠から飛び出して城崎温泉のまちづくりにさらに参加してくれるようになれば…と思うのであります。
あくまでも今日はスタートの日。木屋町小路だけではなく、城崎温泉全体のまちづくりに対して、これからも大いに注目していっていただきたいと思ってやまないのであります。
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木屋町小路の目玉のひとつ、ボールサーカスです。
00分と30分の1時間に2回、ゴルフボールが動きますが、そのボールが豊岡市を構成する旧1市5町をまわるのがミソ。
城崎温泉の他、豊岡市はコウノトリ、竹野町は海、日高町はスキー、出石町はお蕎麦、但東町はチューリップ等、1市5町の特徴がジオラマで作られていて、ボールの動きを見ているだけで、豊岡市めぐりができてしまうのであります。
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