ここのところ城崎温泉は冬型のお天気が続いています。
つい1週間前までは全く雪が無かった温泉街も、今は雪、雪、雪…、の辺り一面白一色の雪の世界となっています。特に今回の冬型は城崎温泉以北の日本海側にたくさんの雪が降ることが多く、わずか10kmしか離れていない旧豊岡市内の雪は城崎温泉とは違ってかなり少ないようです。
雪の無かった時にご来館いただいたお客様は一様に「雪が見たかった」とおっしゃるように、冬の城崎温泉にはやはり雪が似合います。
しかしながら、雪が降っている最中は温泉街の道路は消雪装置の水と雪が混ざり合ってシャーベット状になり、防水力の弱い靴はたちまち中までずぶ濡れになります。氷水に両足が浸かった状態になりますので、かなり穏やかではない厳しい状況となります。また、雪が降っているわけですから、折りたたみ傘は必須アイテムであります。
旅館にご滞在中は、どの旅館も長靴や傘の貸し出しをしていますので問題は無く外湯めぐりや町の散策を楽しんでいただけるのですが、問題はチェックイン前とチェックアウト後のことです。傘が無く、靴も濡れて、とても寒い中を困りながらお歩きになっているお客様を多数お見かけいたします。
どうか雪用の準備をされた上でお越しいただき、快適な冬の城崎温泉旅行をお楽しみいただきますようご案内申し上げます。