お電話 宿泊予約

宿泊予約Reserve

ヴァーチャルときわ別館

Scroll

「ゆかたで歩くまち」城崎温泉

2010.08.4|町並みウオッチング

100804.jpg 城崎温泉が「ゆかたの似合うまち」をひとつのキャッチフレーズとしたのは、今から遡ること15年前の平成6年のことであります。以来「ゆかたの似合うまちづくり」を合い言葉に、様々な企画やイベントを打ち出して参りました。 平成6年当時、「ゆかた」に着目したまちづくりは他所には無かったのでないかと思っておりますが、昨日もテレビでこの言葉を聞きましたし、今では全国いろいろなところで「ゆかた」をテーマとしたまちづくりは盛んなのではないかと考えいます。 ただし、「城崎温泉」と「ゆかた」は、新たなまちづくりの為にマッチングしたものではなく、元々からあったものを整理し直して全国的にPRしたに過ぎないのであります。 「ゆかたの似合うまち」は作為的に作られたものではなく、元々から町並みがあり、温泉があり、外湯があり、そして共存共栄の精神が宿っていて「まち全体を一軒の旅館に例えて、駅が玄関で、道路は廊下で、外湯が大浴場で、土産物屋が売店で、そして100軒ある旅館が客室で…」が当たり前のことであったのです。 城崎温泉に来られたことのあるお客様ならばお分かりのことと思いますが、城崎温泉は「ゆかたの似合うまち」というよりも、「ゆかたで歩く人が多いまち」「ゆかたで歩く方が自然なまち」「ゆかたが正装のようなまち」「ゆかたで居る方が楽しいまち」という方が適切な表現なのではないかと思うのであります。 100804-02.jpg 100804-03.jpg ]]>