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御所の湯 今昔(いまむかし)

2005.11.8|町並みウオッチング

7月7日に新しくオープンした「御所の湯」が、たいへんな人気です。
新御所の湯の登場によって、明らかにお客様の回遊ルートに変化が見て取れます。御所の湯界隈の賑わいが新しい城崎温泉の動きとなり、気の利いたお店もたくさんできて、お客様には今まで以上に楽しんでいただけるものと思います。
さて、その賑わいの中心から少し川上向きに、つまり当館に向かって数百メートル上がったところにポッカリと、整地をされた空き地があります。道を挟んだ前が志賀直哉が泊まったとされる旅館「三木屋」、空き地の隣は城崎温泉の名宿「西村屋本館」がある一等地であります。
ここに以前何が建っていたかを知っているお客様は、かなりの城崎通と思われます。

「何があったのでしょう?」
実はここは旧「御所の湯」の跡地なのです。
新しい御所の湯ができるまでは、お客様も私たちも長年このお風呂の世話になっていました。壊される時は感慨深いものがありましたが、今やこの通り。何があったのか分からないくらい、きれいに整地されております。
城崎温泉は古き懐かしき良さを維持しながら、常に新しく進化しているのであり、この空き地がその象徴なのかもしれません。
なお、この跡地利用ですが、それにつきましては折を見てまた紹介をさせていただくことにいたします。


きれいに整地されて、面影を思い出すことが難しくなっていますね。
背後の小山(神山)?が露わになって、こんな森があったんだ~って思いました。
新しい御所の湯は是非訪れたいところですね。
楽しみにしています。(^^)