今年、城崎温泉は開湯1300年にあたり、「城崎温泉開湯1300年祭」と称して春から1年間に渡り数々の行事・イベントが予定されていました。
しかしながら、コロナ禍により上半期の事業のほとんどが来年に延期されるなどの大幅な予定変更を強いられています。そんな中、ステキ体験旅行博は規模を少し縮小しながらも皆さまにご理解とご協力をいただいて予定通り開催させていただく運びとなりました。
と、言うことで、第8回目となるステキ体験旅行博が、10月23日から1ヵ月間の予定で開催されています。
私がアテンドさせていただく「城崎温泉 旅館ツアー」はわずか2時間30分という限られた時間の中で旅行会社の社員がやっている現地視察研修ツアーを疑似体験していただくプログラムです。コロナ禍対策として定員を6名とさせていただいて、昨日実施させていただきました。
4軒の旅館をまわらせていただきましたが、(ネタバレになりますが)どの旅館でも「城崎はひとつ」とか「共存共栄」とか「まち全体が一軒の旅館」とかいう共通するフレーズが必ず出て参ります。ただし、参加者の誰も「それはさっき聞いた話です」とは思わないと思います。城崎温泉の理念がいかに浸透しているかを感じ取ることになるからです。
各旅館の亭主が示し合わせたかのように同じことを言うことが「大きな説得力」となって参加の皆さんに刺さります。お陰様で毎回高い評価をいただいているプログラムですが、今回も喜んでいただけたと思っています。
ご協力いただいた旅館様も本当に有り難うございました。