8月18日の夜に、『城崎温泉ミスゆかたコンテスト2017ファイナル』が開催されました。5月の予選で選出された8名がファイナリストとして、この日登壇いたしました。
ミスゆかたコンテストも今回で8回目となりましたが、選ばれたミスゆかた(1名)と準ミスゆかた(2名)は「城崎温泉観光大使」として向こう一年間に渡って城崎温泉のPR活動をしていただく大切なお役目が付きます。なので、いわゆる「ミスコン」とは主旨が違っていてゆかた姿の美しさだけではなくて、内面から滲み出る「きのさき愛」が特に重要な採点ポイントとなるわけです。
とは言ってもファイナリスト8名は皆さん粒ぞろいで、熱い熱い「きのさき愛」を含めても甲乙つけがたく、かなりの僅差の選考となったようです。ある審査の先生の評にありましたが「明日やったら、また別の結果が出ていたかもしれない…」とは、選に漏れたファイナリストへの言い訳では決してなく、まさにその中身の濃さを表した的を射た表現であったと実感しているのであります。
そもそも旅館はお客様に評される側の商売です。常々クチコミなどで人に評される立場に居る者が、その逆に人を評する立場側にまわることはできれば回避したいと思うのが本音のところでした。ひとつの評がその人の人生を決めてしまうことだってあると思います。人を評することはとても難しく責任の付くことだと思います。軽々しくは扱えません。実際に感激のあまりにわなわなと手が震えるグランプリや、惜しくも選ばれなかった悔しさで涙するファイナリストを目の当たりにしますと、とても「重いモノ」を感じずにはいられませんでした。
かくして第8代城崎温泉観光大使は誕生いたしました。
彼女たちにはこれから益々の「きのさき愛」を発揮しながらの活躍を望みつつ、笑顔で楽しい一年間を送っていただくよう期待しているところです。そして第7代の観光大使に於かれましては心からの深い深い感謝を申し上げ、城崎温泉の応援隊として引き続きの御縁がありますことを期待しているのであります。
皆さま、心に残る一夜を本当に有り難うございました。