今日はひょっとすると、城崎温泉の一年の内で一番マスコミが殺到する日なのかもしれません。
大勢のお客様とマスコミが見守る中、本日11時から「第26回 かに王国開国式」が、JR城崎温泉駅前にて開催されました。井上ひさしさんの小説「吉里吉里人（きりきりじん）」がきっかけとなってミニ王国建国が日本中の大ブームとなったのは今からもう20年以上も前のことですが、全国にたくさんあったミニ王国がその後次々と無くなってしまう中、城崎温泉ではこの一見してバカバカしくも、たいへんに生真面目なイベントを26年間も継続し話題を振りまいているのでありました。
また、式典後、開催された「絶叫大会」もたいへんな名物イベントであり、今年は遠く東京からもこのイベント参加のためだけにお越しいただいたグループもありました（ちなみに昨年は外国からの参加もありました）。
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なお、絶叫大会の一等賞は時価3万円の茹でた津居山蟹。こんなに上等な蟹は、この私でも食べたことがありません。とても美味しそうでした。