三椏(みつまた)とは、枝が必ず3本ずつ分岐しているからその名があるようですが、実際に調べてみると確かに3本だから不思議であります。
当館玄関の大壺に、その三椏を生けました。社員が山から採ってきてくれました。「みつまた」と聞いてどこかで聞いたことがあるように思いましたが、小学校時に和紙の原料として「こうぞ・みつまた」と学習したことが記憶に残っていたようです。みつまたとはまさにこの三椏のことで、固い繊維質が和紙の原料になるそうで、しかも、紙幣や証紙など重要な書類に使われるのだということです。
それにしても花もまた不思議な形をしています。