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みかんの花咲く頃

2007.06.2|花木便り

次の年も、また次の年も同じことが繰り返され、みかんはいつも他人様の胃袋の中に収まっていくのでありました。
こんなことが何年も繰り返されるといい加減に嫌になり、みかんの木を玄関の横の他人様の手が届かないところに移植したのでありました。けれどもそれ以後は、みかんの木は枯れることはないものの、花もほとんど咲かず、また実もできることがなくなってしまいました。
そして、それから何年と年月が過ぎました。 今日、ふとそのみかんの木に目をやりますと、白い5弁の花が四つ・五つ…と咲いていました。 昔の友に遭った気分。これにはちょっと感動しております。
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