6月10日のBlogにおいて、厨房施設の菌検査の紹介をさせていただきましたが、今回は大浴場の検査についてお話しいたします。
大浴場は多くのお客様が利用する場ですから(それも裸で)、本来その衛生管理にはたいへんな神経を使わなければなりません。掛け流し式であろうがそうでなかろうが、菌が繁殖する可能性はほとんどないとは考えられるものの(ご承知のようにそういう事故例は全国的にみてもほとんど確認されていません)、0ゼロということは決してありえないのであります。
したがって当館では『G・E・S社製のMiracle Bath(温浴水浄化除菌装置)』を導入して、積極的に対応をさせていただいているのです。お金は余計に随分とかかります。ひょっとするとそこまでしなくても何の問題も無いのかもしれません。しかしながら、それがお客様に対する「信用」なのだと思うわけです。
今日、そのG・E・S社の指導による月に一度の大浴場浴槽のサンプル採取がありました。浴槽内のお湯をペットボトルに採取し、それを専門機関で検査するのです。もちろん検査結果が悪いはずがありません。ましてや念には念を入れて余計にお金を掛けているわけですから…。だいいちこのような水質検査自体、定期的に実施している温泉施設は少ないと思われます。
しかしながら、ともかく「徹底的にやる」。
やり始めた以上、もうやめるわけにはいかないのであります。